小倉の馬券師Tのシークレット◎(レギュラー) バックナンバー
日時 | タイトル |
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2017/04/15(土) 22:30 | 4/16(日曜)分 【小倉の馬券師Tのシークレット◎】 |
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小倉の馬券師Tのシークレット◎
(レギュラー)
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皐月賞 2017予想
■軽視された能力
今年の皐月賞は
有力どころが拮抗。
ペース、馬場、位置取りetc.
ちょっとした
”天のさじ加減”ひとつで
着順が入れ替わる
伯仲の勢力図といった印象。
何かひとつの要素が、
決定打になり得る。
今回、一番のポイントは
『馬場』だと思う。
馬場次第で、
上位の顔ぶれはガラリ変わってくる。
ゴールドシップが勝ったような『タフな馬場』なのか。
それとも、
ロゴタイプが勝ったような『軽い馬場』なのか。
どうやら、今年は後者の『軽い馬場』になりそうだ。
■土曜の中山は”超高速”
土曜のレースをみると…
[中山04R 未勝利戦 2000m]
・勝ち時計…2.00.4秒
・レースの上がり3ハロン…34.5秒
未勝利戦、
スローペースで『2.00.4』。
上がり34.5秒。
かなり速い。
他にも、
[中山09R 3歳500万 1800m]
・勝ち時計…1.48.9秒
・レースの上がり3ハロン…34.1秒
(中山では出色の)上がり34.1秒をマーク。
中山の最終週にもかかわらず、
開幕週のような速い馬場。
JRAは、
あからさま速い馬場を作ってきた。
(あれだけ批判されているにも関わらず…)
ともかく、
速くて『軽い馬場』と結論づけてOKだろう。
この馬場を踏まえて予想するなら、
次の馬が有力となる。
◎ペルシアンナイト
(父ハービンジャー、母父サンデーサイレンス)
…この馬の世評は
おそらく、次のようのモノだろう。
「前走は強かったが、”距離”が問題」
近3走は1600m。
前走はアーリントンC。
このアーリントンCは
NHKマイルカップ照準の馬が
歩むべきレース。
要するに、
『距離』が、一番、問題視されている訳だ、
■高速馬場で距離不安は後退
だが、思い出して欲しい。
今の中山の馬場を。
高速馬場に豹変した
今の中山なら、スタミナのウエイトは大きく下がる。
過去の皐月賞をみても、
高速馬場では
ロゴタイプ、イスラボニータなど
マイラーが勝っている。
今回の高速化によって、
距離の不安は大きく後退する。
(ついでに言うと
血統的にも問題はない。
父ハービンジャーは
2400mのキングジョージを
11馬身差で圧勝した馬。
母のオリエントチャームは
2000mのマーメイードSで3着に入線している)
ならば、この馬の
『純粋な能力』というモノを
あらためて再評価すべきではないだろうか?
■アーリントンCの価値
前走のアーリントンCは3馬身差の圧勝。
もちろん、着差も素晴らしいのだが..
このレースの価値は
『同日の1000万条件』と比べるとよくわかる。
アーリントンCの勝ち時計は、
同日の1000万条件より、『0.9秒』速かった。
しかも、その1000万条件のタイムは、
圧勝したピンストライプがマークしたもの。
圧勝した馬より、0.9秒も速かったのだ。
「いやいやいや、
ペースが違うから。
1000万条件の方は”スローペース”。
アーリントンCはミドルペース。
ペースが違うんだから、
単純な時計比較は意味がないよ」
と言う声が出てくるかも知れない。
だが…
1000万条件を勝ったピンストライプと
ペルシアンナイトの
前半・後半のタイムを比べてみて欲しい。
●ピンストライプ
前半…36.7
後半…34.4
○ペルシアンナイト
前半…36.5
後半…34.0
ペルシアンナイトは
(ピンストライプよりも)
前・後半とも速いペースで走っている。
具体的には、
前半で0.2秒速いペースで
追走しながら、
後半で0.4秒も速い脚を使っている。
そして、
繰り返しになるが、
ピンストライプは
1000万条件を3馬身差で圧勝している。
これが何を意味するか?
前走のアーリントンCは
古馬1000万条件を
『5馬身差の圧勝』
と同等くらいの価値がある
ということだ。
(3馬身差圧勝した
ピンストライプより0.4秒速い脚を使っているので)
*1馬身=0.2秒と仮定した場合
1000万圧勝だと
この時期のG1なら
すんなり手が届くレベル。
前走のアーリントンCは
着差だけでなく、
時計面でも超優秀だったのである。
純粋に前走が強く、
距離も問題ないのなら、
今のオッズは妙味しかない。
ここは狙ってみる価値大だろう。
【自信度 B】
○ファンディーナ
…近3走すべて楽勝。
ただ、
すべてスローという点が課題。
血統的にもタフ向きではなない。
(母父ピヴォタル、
母母父エーピーインディー
というスピード寄りの血統)
ただ、今の高速馬場は”天の恵”みだ。
軽い馬場なら、
この馬の瞬発力を最大限に発揮できる。
ペースが、
ハイ ⇒やや黄色信号
スロー~ミドル ⇒青信号(有力)
ではないか。
穴▲プラチナヴォイス
…前走は直線でかなり内にササっていた。
あれが無ければキワどかったし、
反応の良さは随一。
未勝利戦をレコード圧勝
しているように
本来は高速馬場向きの馬。
前走のタフな馬場→高速替わりは歓迎だ。
△△ウインブライト
…2走前がノーステッキ楽勝。
前走は4角で、
かなり大外を回っていたが、
反応よく押し切った。
今、メキメキ力をつけている。
土曜の中山は
父ステイゴールドの産駒が大活躍だった。
△スワーヴリチャード
…非の打ち所のない成績。
前走の共同通信杯も、
直線途中まで持ったままの手応えだった。
ただ、大トビで不器用な馬。
小回り中山の内枠だと
直線で勢いをつけづらいかも。
△アウトライアーズ
…中山巧者。
タフな馬場ならこの馬が◎候補だったが。
△カデナ
…瞬発力タイプで高速馬場は合う。
×サトノアレス
…前走は出遅れた影響もある。
マイラーの危惧もあるが、
今の馬場なら。
×アルアイン
………………………………
■推奨馬
阪神10R
オウケンビリーヴ
(11着→6着→1着)
…「ダート向き血統」
前走(1着)は初ダートで快勝。
直線で抜け出す脚が速かったし、
最後は余裕を感じられた。
「先頭に立ったら遊ぶ余裕があった」
という騎手談話。
父がクロフネ。
母がトゥザヴィクトリーの妹というダート血統。
すごいピッチ走法だし、
完全にダート向きの馬だろう。
斤量53キロなら昇級でも即通用。
ありがとうございました。
*予想はあくまで参考程度に。
馬券はご自身でよく考えた上で、自己責任で購入してください。
□お問い合わせ
このメールに返信してください。
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小倉の馬券師Tのシークレット◎
(レギュラー)
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皐月賞 2017予想
■軽視された能力
今年の皐月賞は
有力どころが拮抗。
ペース、馬場、位置取りetc.
ちょっとした
”天のさじ加減”ひとつで
着順が入れ替わる
伯仲の勢力図といった印象。
何かひとつの要素が、
決定打になり得る。
今回、一番のポイントは
『馬場』だと思う。
馬場次第で、
上位の顔ぶれはガラリ変わってくる。
ゴールドシップが勝ったような『タフな馬場』なのか。
それとも、
ロゴタイプが勝ったような『軽い馬場』なのか。
どうやら、今年は後者の『軽い馬場』になりそうだ。
■土曜の中山は”超高速”
土曜のレースをみると…
[中山04R 未勝利戦 2000m]
・勝ち時計…2.00.4秒
・レースの上がり3ハロン…34.5秒
未勝利戦、
スローペースで『2.00.4』。
上がり34.5秒。
かなり速い。
他にも、
[中山09R 3歳500万 1800m]
・勝ち時計…1.48.9秒
・レースの上がり3ハロン…34.1秒
(中山では出色の)上がり34.1秒をマーク。
中山の最終週にもかかわらず、
開幕週のような速い馬場。
JRAは、
あからさま速い馬場を作ってきた。
(あれだけ批判されているにも関わらず…)
ともかく、
速くて『軽い馬場』と結論づけてOKだろう。
この馬場を踏まえて予想するなら、
次の馬が有力となる。
◎ペルシアンナイト
(父ハービンジャー、母父サンデーサイレンス)
…この馬の世評は
おそらく、次のようのモノだろう。
「前走は強かったが、”距離”が問題」
近3走は1600m。
前走はアーリントンC。
このアーリントンCは
NHKマイルカップ照準の馬が
歩むべきレース。
要するに、
『距離』が、一番、問題視されている訳だ、
■高速馬場で距離不安は後退
だが、思い出して欲しい。
今の中山の馬場を。
高速馬場に豹変した
今の中山なら、スタミナのウエイトは大きく下がる。
過去の皐月賞をみても、
高速馬場では
ロゴタイプ、イスラボニータなど
マイラーが勝っている。
今回の高速化によって、
距離の不安は大きく後退する。
(ついでに言うと
血統的にも問題はない。
父ハービンジャーは
2400mのキングジョージを
11馬身差で圧勝した馬。
母のオリエントチャームは
2000mのマーメイードSで3着に入線している)
ならば、この馬の
『純粋な能力』というモノを
あらためて再評価すべきではないだろうか?
■アーリントンCの価値
前走のアーリントンCは3馬身差の圧勝。
もちろん、着差も素晴らしいのだが..
このレースの価値は
『同日の1000万条件』と比べるとよくわかる。
アーリントンCの勝ち時計は、
同日の1000万条件より、『0.9秒』速かった。
しかも、その1000万条件のタイムは、
圧勝したピンストライプがマークしたもの。
圧勝した馬より、0.9秒も速かったのだ。
「いやいやいや、
ペースが違うから。
1000万条件の方は”スローペース”。
アーリントンCはミドルペース。
ペースが違うんだから、
単純な時計比較は意味がないよ」
と言う声が出てくるかも知れない。
だが…
1000万条件を勝ったピンストライプと
ペルシアンナイトの
前半・後半のタイムを比べてみて欲しい。
●ピンストライプ
前半…36.7
後半…34.4
○ペルシアンナイト
前半…36.5
後半…34.0
ペルシアンナイトは
(ピンストライプよりも)
前・後半とも速いペースで走っている。
具体的には、
前半で0.2秒速いペースで
追走しながら、
後半で0.4秒も速い脚を使っている。
そして、
繰り返しになるが、
ピンストライプは
1000万条件を3馬身差で圧勝している。
これが何を意味するか?
前走のアーリントンCは
古馬1000万条件を
『5馬身差の圧勝』
と同等くらいの価値がある
ということだ。
(3馬身差圧勝した
ピンストライプより0.4秒速い脚を使っているので)
*1馬身=0.2秒と仮定した場合
1000万圧勝だと
この時期のG1なら
すんなり手が届くレベル。
前走のアーリントンCは
着差だけでなく、
時計面でも超優秀だったのである。
純粋に前走が強く、
距離も問題ないのなら、
今のオッズは妙味しかない。
ここは狙ってみる価値大だろう。
【自信度 B】
○ファンディーナ
…近3走すべて楽勝。
ただ、
すべてスローという点が課題。
血統的にもタフ向きではなない。
(母父ピヴォタル、
母母父エーピーインディー
というスピード寄りの血統)
ただ、今の高速馬場は”天の恵”みだ。
軽い馬場なら、
この馬の瞬発力を最大限に発揮できる。
ペースが、
ハイ ⇒やや黄色信号
スロー~ミドル ⇒青信号(有力)
ではないか。
穴▲プラチナヴォイス
…前走は直線でかなり内にササっていた。
あれが無ければキワどかったし、
反応の良さは随一。
未勝利戦をレコード圧勝
しているように
本来は高速馬場向きの馬。
前走のタフな馬場→高速替わりは歓迎だ。
△△ウインブライト
…2走前がノーステッキ楽勝。
前走は4角で、
かなり大外を回っていたが、
反応よく押し切った。
今、メキメキ力をつけている。
土曜の中山は
父ステイゴールドの産駒が大活躍だった。
△スワーヴリチャード
…非の打ち所のない成績。
前走の共同通信杯も、
直線途中まで持ったままの手応えだった。
ただ、大トビで不器用な馬。
小回り中山の内枠だと
直線で勢いをつけづらいかも。
△アウトライアーズ
…中山巧者。
タフな馬場ならこの馬が◎候補だったが。
△カデナ
…瞬発力タイプで高速馬場は合う。
×サトノアレス
…前走は出遅れた影響もある。
マイラーの危惧もあるが、
今の馬場なら。
×アルアイン
………………………………
■推奨馬
阪神10R
オウケンビリーヴ
(11着→6着→1着)
…「ダート向き血統」
前走(1着)は初ダートで快勝。
直線で抜け出す脚が速かったし、
最後は余裕を感じられた。
「先頭に立ったら遊ぶ余裕があった」
という騎手談話。
父がクロフネ。
母がトゥザヴィクトリーの妹というダート血統。
すごいピッチ走法だし、
完全にダート向きの馬だろう。
斤量53キロなら昇級でも即通用。
ありがとうございました。
*予想はあくまで参考程度に。
馬券はご自身でよく考えた上で、自己責任で購入してください。
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