小倉の馬券師Tのシークレット◎(レギュラー) バックナンバー
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2017/06/03(土) 21:10 | 6/4(日曜)分 【小倉の馬券師Tのシークレット◎】 |
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小倉の馬券師Tのシークレット◎
(レギュラー)
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安田記念 2017予想
■G1を獲れる器
無難なのはイスラボニータか。
マイル路線に転向して以降は
すっかり安定。
前走で惜敗続きにも、ピリオドを打った。
東京コースも大歓迎。
だが、今回、
そのイスラボニータに
比肩する能力を持ちながら
”まったくの人気薄”で放置されている馬がいる。
本来なら上位人気に推されても
不思議はない
その馬とは…
◎サトノアラジン
(父ディープインパクト、母父ストームキャット)
【今回の決め手】
□前走の敗因は明確
□東京コース向き
□外枠プラス
…前走の京王杯は1番人気9着。
敗因はハッキリしている。
以下の3つだ。
1)重馬場
このサトノアラジンは
大トビでダイナミックなフォーム。
しかも、爪は薄くて角度が寝ている。
明らかに、『道悪は苦手』なタイプだ。
(以前、重馬場だったレースで
「何回もノメッていた」
という騎手の談話もあった)
しかも、前走は『休み明け』だった。
*休み明けは、
”重馬場で回収率が下がる”傾向。
ただでさえ
道悪が苦手なタイプなのに
さらに休み明け。
これでは、
不利の度合いは何倍にも跳ね上がる。
2)スローで折り合いを欠いた
前走は極端なスロー。
前半1000mが60.6秒。
中距離なみに遅いペースだ。
引っかかりやすい
休み明けで、
超スローだったため、
この馬にしては珍しく折り合いを欠いた。
3)直線で窮屈
最後のとどめが、
直線の”サンドイッチ”。
直線前半こそ
グイグイ伸びていたが、
途中で馬群に囲まれる形。
窮屈なケイバを強いられた。
もともと器用さは皆無なタイプ。
馬群からスッと抜け出せる脚はない。
内枠がアダになった格好だ。
■香港マイル&マイルCSの敗因
□2走前 香港マイル 7着
2走前の香港マイル(7着)でも
直線は伸びていた。
ただ、
「これから」
というところで
内にモタれてしまったのが痛い。
外に矯正するロスが大きく、
立て直したときには
すでに大勢が決した後。
この香港マイルは、
まともなら
3着ぐらいはあったはず。
□3走前 マイルCS 5着
3走前のマイルCS(5着)も
まともなら3着はあったレース。
直線ラストで寄られる不利が痛恨。
(ミッキーアイルが外へ斜行。
横にいた数頭がまともに不利をくらい、
ドミノ倒しのように外へ膨れていった)
*サトノアラジンの近3走
1走前:京王杯SC(9着)...道悪+折り合い欠く
2走前:香港マイル(7着)...直線で内にモタれるロス
3走前:マイルCS(5着)...直線でドミノ倒し
■外枠は大きくプラス
このサトノアラジンは”重戦車タイプ”。
とにかくエンジンのかかりが遅い。
その代わり、
一度エンジンが点火すると
カンタンには止まらない。
他馬が失速する最終局面で、
この馬だけは、グイッと勢いを増す。
そういうタイプだけに
理想は『外から差す形』。
過去、G2であげた2勝は、
2勝とも、外から差す形だった。
どちらも、1400m。
とは言っても、
別に短距離タイプではない。
外目の枠を引けて、結果的に
直線、外から差す
『理想的な形』をとれたのが大きかっただけだ。
過去、1600mのG1戦は
5着・4着・5着とソコソコだが…
1600mがダメで
1400mが得意という話ではない。
過去のG1戦は
直線、馬群で揉まれる『窮屈な形』。
大外ブン回しという
サトノアラジンの理想形とは
大きくかけ離れていた。
要するに、
『自分の形』
でレースができる否かが重要なのだ。
今回の外枠なら、
おのずと外を回す形がとれるはず。
好馬体・良血・1億3千万の高値馬etc.
もともと世間の評判は高かった素質馬。
”器”的にはG1級の容積を持った馬だろう。
大外強襲で、
初のG1を掴み取る。
【自信度 B】
○イスラボニータ
《-》
・詰め甘い面
【+】
・マイル安定
・東京コース得意
…近3戦は、
負けたレースでも、タイム差はなし。
去年の安田記念(5着)は
タブーとされる『スローの早仕掛け』だった。
マイル路線に切り替えてからは
明らかにパフォーマンスが上がっている。
東京コースも大得意。
東京コース【4-2-3-2】。
天皇賞秋3着・ダービー2着・
東京スポーツ杯1着・共同通信杯1着など。
眩しいほどの実績を誇る。
東京コース+マイルは
ドンピシャな条件だ。
前走まで
なかなか勝ち切れなかったように
詰めの甘い面はあるが、安定株。
▲アンビシャス
《-》
・小回り・内回りに実績
【+】
・距離短縮プラス
・ほとんど崩れない戦歴
…引かっかかって
収拾がつかなくなった
宝塚記念(16着)以外は
大崩れ無しの成績。
出遅れたり、引っかかったり、
馬場が不利だったりetc.
思うようなレースができずに、
これだけ安定した実績だから、
能力的にはG1級だろう。
折り合い面、馬体面から
距離短縮はプラス。
(直線の短い)
内回り向きだが、
この内枠を利して
うまく立ち回れるようなら。
△△ビューティーオンリー
《-》
・ピッチ走法で東京は?
【+】
・実績十分
・堅実駆け
…1600m戦では
ほとんど崩れていない戦歴。
G1実績も十分。
4走前のG1戦(5着)にしても
外からよく伸びていた。
香港マイラーはレベルが高く、
過去、日本のマイル・スプリント戦で
何度も穴をあけている。
軽視は禁物だ。
日本で実績のある
クルーズ調教師も怖い。
△エアスピネル
…一瞬の脚が武器。
東京コース向きではないが、
うまく内々で脚を溜めることができれば。
△ステファノス
…マイル戦は久々になるが、
この外枠なら揉まれる心配はない。
△レッドファルクス
…左回り+直線の長いコースは得意。
距離に不安はあっても
完全軽視はできない。
×グレーターロンドン
×ブラックスピネル
×ロジチャリス
×ロゴタイプ
×コンテントメント
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■推奨馬
阪神10R
ワンダーリーデル
(1着→5着→5着)
…『大型馬+外枠+短縮』に該当。
「ベスト条件」
当コースは
500万→1000万を連勝したベスト条件。
前走(5着)は
1ハロン距離が長い1600mでも
見せ場十分だった。
叩き良化型の馬。
『叩き2走目+降級+ベスト条件』で決める。
ありがとうございました。
*予想はあくまで参考程度に。
馬券はご自身でよく考えた上で、自己責任で購入してください。
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