小倉の馬券師Tのシークレット◎(レギュラー) バックナンバー
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2017/06/24(土) 21:50 | 6/25(日曜)分 【小倉の馬券師Tのシークレット◎】 |
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小倉の馬券師Tのシークレット◎
(レギュラー)
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宝塚記念 2017予想
■キタサンBに挑戦状
負けない、崩れない。
向かうところ敵なしの
キタサンブラックは確かに強い。
かつては伏兵扱いだったが…
現在では
『絶対王者』
と呼べるほどの地位を得た。
だが、今回、
キタサンブラックに
まったく死角がない訳ではない。
つけ入る隙は、わずかながら ある。
過去10年の
宝塚記念をみると
”天皇賞(春)で連対した馬は、
(次走の宝塚記念で)勝ち馬ゼロ”。
(過去10年では)1頭も勝っていない。
□前走 天皇賞春 連対(1~2着)馬…【0-2-2-9】
これは、
長距離G1戦のあとだけに、
『疲労』が抜け切れない為だろう。
まして、今年の天皇賞はレコード決着だった。
ハイレベル大阪杯1着→
中3週で天皇賞レコード1着、はなかなかタフ。
いかに頑健な
キタサンブラック言えども
多少は疲れが残っていても不思議はない。
ここは、清水の舞台から
飛び降りるつもりで
王者キタサンブラックに喧嘩を売ることにした。
◎ゴールドアクター
(父スクリーンヒーロー、母父キョウワアリシバ)
【今回の決め手】
□適性の高さ
□追い込み→先行
□状態↑
《-》近走に物足りなさも
…まず、適性に関しては
間違いなく”向く”だろう。
なぜなら、この馬は
宝塚記念と連動しやすい
【中山の中〜長距離】に実績が集中しているからだ。
・有馬記念1着、3着
・日経賞1着
・オールカマー1着
これらのコースは
器用さや持続力を求められる舞台。
この宝塚記念とは、密な関係を持つ。
コース適性は極めて高い。
■状態
問題は状態だろう。
2走前の日経賞(5着)は
大得意の中山2500mで踏ん張りきれず。
いかにも淡白な内容。
続く、天皇賞(春)は
(不本意の後方策とは言え)
1.1秒も離された7着に終わった。
かつて連勝街道を驀進し、
G1馬までのぼりつめた
充実期と比べると
やや物足りない近況。
だが…
この近2走を
よくよく精査してみると
あながちダメだとも言い切れないのだ。
・2走前:日経賞(5着)
…「お釣りを残した仕上げ」という談話。
休み明けで、0.4秒差なら許容範囲。
・前走:天皇賞春(7着)
…距離が長かったうえに、出遅れて後方から。
”3角で上がっていく脚”に見所あり。
前走の天皇賞春は、
まず、距離が長かった。
馬体をみると、
胴が詰まり気味の『中距離体型』。
父のスクリーンヒーローは中距離タイプ。
(モーリスをイメージしてもらうと
分かりやすいと思う)
3200mの天皇賞(春)は
ハッキリ距離が長かった。
*実際、去年の天皇賞春は12着→
次走(2200m)でアッサリ巻き返している。**
さらに、出遅れて本来の先行策が取れず。
そのため、終始、外々を
回らされるロスのあるケイバを強いられた。
(本来は、内枠でジッと溜めたいタイプだ)
それでも、3角では手応えよく
グーンと上がっていくシーンに見所あり。
「状態面は、前走から急上昇している」
という(前走の)談話通り
デキは本当に上向いていたのだと思う。
(仮に、前走が中距離で
出遅れずに先行できていたら、
好走していたのではないか)
今回の調教からは、
さらなる上昇気配が感じられる。
(とくに1週前追い切りが絶品。
グッと反応よく悠々、先着を果たした)
器用に立ち回れるタイプで
内枠もプラス。
巻き返すお膳立ては整っている。
かつては
キタサンブラックと互角に渡り合ってきた馬。
状態面の差で、逆転もあり得る。
【自信度 B】
○キタサンブラック
《-》
・蓄積疲労の心配
【+】
・去年ハイペースで逃げて0.0差
…去年の宝塚記念は
前半1000m=59.1秒の”ハイペース逃げ”。
タフな馬場だったことを考えると
かなり速かった。
暴走気味のハイラップで飛ばして
タイム差なしの3着だから、
去年は「強い」の一言。
今年は、もっとマイペースに
逃げられるだろうし、
有利なポジションにいるのは間違いない。
冒頭で述べたように
もし、負けるとしたら、
(能力ではなく)状態面だろう。
2走前の大阪杯は
(今年からG1昇格で)
キッチリと仕上げられていた。
前走の天皇賞春がレコード1着。
これだけの馬なので、
そうそう崩れないだろうが、
鉄板ほどの強度は無いとみている。
▲ミッキークイーン
《-》
・牡馬混合ではやや劣勢
【+】
・堅実
・前走の敗因は明確
…エンジンのかかりが遅いタイプ。
前走のヴィクトリアマイルは
ようやくエンジン点火という
タイミングで、外のデンコウアンジュに被せられる不利。
ここで、立て直すロスが痛恨だった。
最後はまた伸びてきており、
度外視できる一戦だ。
「今回は早めに吹かしていく」
という談話。
秋華賞のような乗り方をされると怖い。
やや牡馬と混じると劣勢だが、
それでも有馬記念で0.4秒差ぐらいには走る力はある。
△△シャケトラ
《-》
・2走前(1着)は展開が向いた
【+】
・伸びしろあり
・消耗戦は得意
…前走の天皇賞春は
距離も、高速馬場も不向きだった。
母父シングスピールでもあり、
『時計のかかる馬場+中距離』
がベストのタイプだろう。
まだG1級の力はみせていないものの、
キャリアは7戦。
前走以外は崩れていないし、
伸びしろを勘定すると
ここで通用しても驚けない。
△シュヴァルグラン
…ステイヤータイプで、
距離は不向きだが、今、充実期。
去年よりは走りそう。
△ミッキーロケット
…休み明けは2戦2勝で問題はないか。
消耗戦は得意だし、巻き返しても。
△サトノクラウン
…重馬場巧者。
ただ、今回は「硬さがある」という話。
どうも状態面がギリギリっぽいのが。
×レインボーライン
×スピリッツミノル
…重馬場【4-0-0-1】。
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■推奨馬
阪神12R
マインシャッツ
(5着→4着→3着)
…「後続4馬身」
「湿った馬場◎」
前走(3着)は
勝ち馬に千切られたものの
後続には『4馬身』の差をつけた。
自身の走破時計は、
同日の1000万条件より0.9秒速い。
日曜は雨予報で、
ダートは締まった速い馬場になりそう。
この馬は、過去、
ダート1800mで
『1.49.9』という速い時計で勝っている。
しかも、このときは
今回と同じ阪神のダート1800m。
『得意なコース+湿った馬場+降級』
ならば勝ち負けだろう。
ありがとうございました。
*予想はあくまで参考程度に。
馬券はご自身でよく考えた上で、自己責任で購入してください。
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