小倉の馬券師Tのシークレット◎(レギュラー) バックナンバー
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2017/07/15(土) 21:30 | 7/16(日曜)分 【小倉の馬券師Tのシークレット◎】 |
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小倉の馬券師Tのシークレット◎
(レギュラー)
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函館記念 2017予想
■激流のハンデ戦を制するのは?
マイネルミラノとヤマカツライデン。
ペースの鍵を握る2頭の逃げ馬が
ビミョウな枠に入った。
マイネルミラノは
(2番手に)控えてもレースができるタイプだが…
今回、引いた枠は、内目の【7番枠】。
対するヤマカツライデンは外枠【15番枠】。
この枠だと、
仮に、7番マイネルミラノがポンっと
スタートを出れば、
”色気”を出して、ハナを取りに行くことも十分考えられる。
(昨年は逃げて優勝しており、
ハナを切るに越したことはない)
外枠のヤマカツライデンは
ハナを切るまでに時間を要するだろう。
ヤマカツライデンが
手間取っている間に、
(2番手を覚悟していたはずの)
マイネルミラノが心変わりする可能性がある。
「いっその事、逃げちゃおうかな」と。
だが、ヤマカツライデンは
ハナが必須の逃げ馬。
結局はハナを切る。
こうなるとハイペースは避けられない。
仮に、隊列がスンナリ
決まったとしても、
確実に、後半で”激流”が訪れる。
なぜなら、
マイネルミラノは持久力タイプで
十中八九、早めに動くからだ。
どちらにせよ、タフな消耗戦は確実。
となると、狙いは
『持久力のある差しタイプ』。
それも、今の函館の高速馬場に
対応できる馬がベストだ。
これらの条件にマッチした穴馬が…
◎ルミナスウォリアー
(父メイショウサムソン、母父アグネスタキオン)
【今回の決め手】
□持久力あり
□斤量55キロ
□休み明け◎
…父メイショウサムソンは
サドラーズウェルズ系で
持久力のあるタイプ。
この馬自身も、過去に消耗戦で好走。
なかでも、2走前のアメリカJCC(5着)が強かった。
このときは4角で
マクり気味に動いていったのだが…
他馬も同時に動いたため、
超・大外を回るハメに。
『7頭分外』を回る甚大なロスが発生。
それでも、直線前半までは
勝ち負けできる位置にいて
上位争いに加わっていた。
全体の上がりは『36.3秒』。
これだけの消耗戦で健闘して
タフなケイバが苦手なはずがない。
今回、マイネルミラノと
ヤマカツライデンが作り出す
激流は合うはずだ。
■G2で好走→G3で斤量55キロ
前走の金鯱賞(5着)は
直線でなかなかスペースが見つからず。
捌くのに苦労しながら、0.3秒差なら悪くない。
近2走は、G2戦で
『56キロ』の斤量を背負いながら健闘。
それが、今回はG3で『55キロ』。
マイネルミラノは58キロ。
ツクバアズマオー57キロ。
上位陣との比較で考えると、
この55キロの斤量は
かなり有利に映る。
たんに(前走から)1キロ軽くなるだけの話ではない。
■小回りは向くはず
どうやら世間では
このルミナスウォリアーを
『直線の長いコース向き』
とみているよう。
一方、小回りコースは苦手、と。
その根拠は、4走前、
福島の七夕賞(8着)なのだが…
このときは
中2週で放牧に出す”不可解な調整過程”。
さらに、追い切りの動きも”最低最悪”だった。
詰まったローテが苦手なタイプで、
おそらく、疲労が抜け切れなかったのだろう。
この1戦で『小回り×』と決めつけるのは早計だ。
この馬は
かき込む形の”ピッチ走法”。
むしろ小回りは得意な印象。
実際、全5勝のうち、
4勝を(直線の短い)内回りコースであげている。
*強かった2走前のアメリカJCCは
外回りだったが、
これは中山の外回りで直線の短いコース。
準オープン勝ちが
『1.58.1』の高速決着だった。
今の函館の高速馬場にも対応できる。
■鉄砲駆け
今回は休み明け。
休み明けは【2-3-0-0】のパーフェクト連対。
中6~8週の短期休み明けも【2-3-1-2】の好成績。
間違いなく『間隔が開いた方がいいタイプ』だ。
休み明けはプラスにこそなれ、
マイナスになることはない。
堅実なタイプでもあり、
斤量とペースを味方につければ、
ココでも十分足りる。
【自信度 B】
○マイネルミラノ
《-》
・ムラ
・58キロ
・展開厳
【+】
・適正◎
…2走前の福島民報杯(1着)が強い内容。
ハイペースで突っ走る逃げ馬を
早めに捕らえにいく攻撃的な
騎乗で後続をねじ伏せた。
「ローカルの重鎮、いまだ健在」と言ったところだ。
前走(7着)はやや淡白な
感じだったが、短期放牧明けの影響もあった。
今回は、去年ほどは
楽には行けないだろうし、
(去年)56キロだった斤量は58キロになる。
条件は楽ではないが、
適正ドンピシャなだけに
有力な1頭には違いない。
▲ツクバアズマオー
《-》
・休み明け
【+】
・昨年好内容
…前走の日経賞(11着)の敗因は
距離が長かったことに尽きる。
距離短縮は確実にプラス。
去年の函館記念は
前有利の展開を差して3着だから、
好内容だった。
小回りコースが得意で適正も十分。
休み明けだが、追い切りは動いた。
△△サトノアレス
…鬼門ローテの巴賞1着馬。
当初は軽視しようと考えていたが…
今回は内枠を引いた。
このサトノアレスは反応がいいタイプ。
(ベゴニア賞の反応は素晴らしかった)
内でジックリ溜めれば、
一瞬の反応をいかして、
馬群から抜け出すレースができるはずで。
△ステイインシアトル
《-》
・まだ地力は未知数
【+】
・適正○
・レース数を使っていない
…前走はスロー逃げ。
展開は恵まれた。
(実績は前走だけなので)
重賞で通用するだけの
地力があるかは、まだ未知数だ。
ただ、内回りに
実績が集中しているように『小回り向き』。
6歳で、レース数が
わずか10戦と、数を使っていなのも好感。
△サクラアンプルール
…ここ数戦でメキメキ力をつけてきた晩成型。
前走の1戦だけで見限る訳にはいかない。
△ダンツプリウス
…持久力に秀でたタイプ。
×アングライフェン
…5走前の京都記念5着に注目。
×ケイティープライド
…昨年(2着)同様イン突きで。
×ナリタハリケーン
×スーパームーン
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■推奨馬
中京08R
ドルチェリア
(2着→3着→3着)
…「手応え◎」
前走(3着)は4角を
抑えきれない手応えで回り、
直線に向いてからも
手応えに余裕アリ。
残り200mでは後ろを離して
「勝ちを確信」するほどだったが、
最後の最後で失速した。
ペースが速かったし、
「落鉄していた」という話。
(今回と同じ)
中京ダ1800mの4走前(3着)は、後続に『5馬身の差』。
時計も速かった。
適正も能力も十分。
ありがとうございました。
*予想はあくまで参考程度に。
馬券はご自身でよく考えた上で、自己責任で購入してください。
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