小倉の馬券師Tのシークレット◎(レギュラー) バックナンバー
日時 | タイトル |
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2017/08/12(土) 22:20 | 8/13(日曜)分 【小倉の馬券師Tのシークレット◎】 |
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小倉の馬券師Tのシークレット◎
(レギュラー)
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関屋記念 2017予想
■スカーレット一族の底力
今年の関屋記念は、難解だ。
(条件ドンピシャも)
イマイチ状態がつかめない
ロードクエストや
ヤングマンパワーの存在。
いつ一変するか分からないマルターズアポジー。
長期休養明けの実力馬ダノンプラチナ。
とにかく不確定要素が多い。
そんな視界不良の中、
確かな”灯火”。
早くから
ココ1本に照準に合わせてきた馬がいる。
陣営の筋書き通り、
一変しそうなのが…
◎ダノンリバティ
(父キングカメハメハ、母父エリシオ)
【今回の決め手】
□適性◎
□去年と同じパターン
□追い込み→先行
…ダイワメジャー、ダイワスカーレット、ヴァーミリアン.etc
スカーレットインクを
祖とした名牝系、
いわゆる『スカーレット一族』。
このダノンリバティも、
由緒あるスカーレット一族に属する。
ただし、同馬の場合、
ダート寄りに派生した一派。
ヴァーミリアン、サカラート、
ソリタリーキング、キングスエンブレム.etc
この系統は、ダートの活躍馬が多いのが特徴だ。
したがって、
あまり”瞬発力はナシ”。
前走の中京記念(5着)のように
後方から脚を溜めても
スパッと切れる脚は使えない。
この馬は、『持続力と粘り強さ』が売り。
前走は、まったく
持ち味の活きない
後方待機策に終始してしまった。
■先行策
だが、この騎乗は、ひょっとすると
”確信犯”だったかも知れない。
というのも、
スタートは良かったのに、
ムリに先行させなかった。
『布石』
去年、
中京記念(追い込み)→
関屋記念(先行)
で激走した。
つまり、前走の追い込み策は
この関屋記念にむけた
布石だった、とも取れるのだ。
鞍上の松若Jは、今回、
「”去年のような”ケイバができれば」
とコメント。
(その去年は先行したワケだから)
これはハッキリ”先行策”を示唆している。
『追い込み →先行で好走』
という目論見を
当初から鞍上はアタマに描いていたのかも知れない。
結果は、
奇しくも去年と同じ5着。
去年は(中京記念5着後)→関屋記念2着。
ハイペースを先行し
タイム差ナシの2着だから強かった。
去年とまったく同じ
『休み明け5着→叩き2走目』
なら、狙うタイミングとしては
間違いではないだろう。
■前走5着の評価
前走の中京記念は5着に終わった。
この5着は評価できるのか?
結論から言うと、”それなりに評価できる”。
というのも、
『インが有利な馬場』で
外から伸びたからだ。
インをぴったり回って逃げた
ウインガニオンが完勝。
追い込み馬の
ブラックムーンはイン突き(3着)。
同馬に騎乗したデムーロJは
外を回さずインを選択した。
(このことから、
少なくとも、
外の馬場は有利ではなかった、と推測できる)
ダノンリバティは
大外を通ったし、
(前述したように)
もともと切れは無い馬。
この5着は
一定の評価を与えられるモノだった。
『中京記念叩いて、
本来の先行策で一変』
という
陣営の青写真通りの
激走が可能だ。
【自信度 B】
注目○メートルダール
《-》実績はまだ不十分
【+】前走、高評価
…前走は、準オープンで1着だが..
ひと皮むけたような勝ちっぷり。
[出遅れ後方 →早仕掛け先頭 →押し切り勝ち]
ふつう、
スローの超・瞬発戦を
あれだけ早仕掛けで
押し切れるモノではない。
(速い脚を、長時間、
繰り出し続けなければならないからだ)
しかも、58キロの斤量を
背負ってのものだけに、余計に価値がある。
長く脚を使えるし、
新潟外回りも合うはず。
▲ロードクエスト
《-》叩き2走目で一変できるかは未知数
【+】適性ドンピシャ
…”ほぼ馬なり”で制した
新潟2歳Sが鮮烈。
紛れもなく、
新潟1600mは本馬のベスト条件だろう。
前走が長期休養明けで5着。
2着とはタイムなし。
正直、マズマズな内容だが、
ひと叩きして変わる可能性は十分ある。
△△ブラックムーン
…末は確実。
前走(3着)はインを突いた
デムーロJの判断も的確だった。
後方脚質なので、展開が向けば。
△ウインガニオン
…前走は完全なワンサイドゲーム。
逃げて、
直線半ばで「勝負あり」
の一方的な展開だった。
ただ、今回は
調教が(中2週で1本と)軽くなっている。
馬体写真をみると
前回より若干太い。
さらに、同型マルターズアポジーの存在。
有力には違いないが、
課題も多く。
△ヤングマンパワー
…昨年1着、一昨年3着。
適性は言わずもがな。
前走の大敗(16着)は
ペースが速かったので
仕方ない面もある。
△トーセンデューク
…前走(8着)は不向きな1200m。
2走前の京王杯(8着)は
直線、インから伸びて
一旦は先頭をうかがうシーンがあった。
この2走前だが、インの馬場はかなり荒れていた。
仮に外を通っていたなら、
掲示板はあっただろう。
3走前(1着)はレコード勝ち。
良血馬でもあり、怖い存在だ。
×マルターズアポジー
…(期待値の高い)距離短縮の逃げ。
×マイネルハニー
…土曜の雨はプラス。
×オールザゴー
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エルムS 予想
■超・高速ダートで浮上
*◎と○のみになります
◎モンドクラッセ
(父アグネスデジタル、母父ラグビーボール)
…今季の札幌ダートは
『時計が速い』のが特徴。
それが、土曜の雨で
馬場が締まり、超・高速馬場へ。
500万条件のダ1700mで
『1.42.6』
の時計が飛び出したほど。
これまでの高速馬場に
輪をかけて時計が速くなっている。
普通ではない、特殊な高速馬場。
高速決着に対応できない馬は
即、脱落だろう。
(パワー型の本格派ダート馬にはツライところだ)
このモンドクラッセは
過去、大沼Sで
『1.41.7』のレコードで
圧勝した経歴あり。
他にも重馬場で4勝を
あげているように
時計の速い決着はかなり得意としている。
また、札幌ダートは【3-0-1-0】。
函館ダートが【2-0-0-0】。
北海道のダート1700mでは、
まだ一度も崩れたことがない。
『重馬場+札幌ダ1700m』は
本馬のベスト条件と言える。
■嫌気を差したアンタレスS
前走のアンタレスS(15着)は
4角の手応えよく、
直線でも反応○。
よい感じで進み、
残り200mまでは先頭で粘っていた。
ところが、
隣にいた勝ち馬にこられると
急に失速。
(バテたというより)
ぷっつりと糸が切れた、
嫌気をさしたような負け方だった。
2走前(1着)は
やや距離の長い1800mで、
58キロの斤量を背負いながら1着。
3走前(6着)は
逆に、距離不足の1400mで
ギリギリまで粘って6着。
決して、近走の内容は悪くない。
たしかに、展開は厳しそうだが…
この超・高速馬場なら
多少飛ばしても、というのはある。
テンは速く、
2番手からでも運べる馬。
要は、直線に向いて
突つかれなければいいのだ。
気分を損ねず、
直線に向いて引き離す形なら、
勝ちは見えてくる。
【自信度 B↓】
注目○テイエムジンソク
…3走前が急仕上げで圧勝。
その後の2戦も余力ありの圧勝。
完全に本格化した。
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■推奨馬
新潟10R
ドルチャーリオ
(1着→3着→2着)
…「超・堅実」
これまで14戦して、4着内×13回。
一度だけ9着があるが、
これは前が詰まって追えなかったレース。
ほぼオール4着内。
芝レースで
これだけ堅実に走れるのだから、
能力は高い馬だろう。
前走はハイレベルメンバー相手に健闘。
3走前もハイレベル。
ブックコメント◎。
ありがとうございました。
*予想はあくまで参考程度に。
馬券はご自身でよく考えた上で、自己責任で購入してください。
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