小倉の馬券師Tのシークレット◎(レギュラー) バックナンバー
日時 | タイトル |
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2024/09/29(日) 19:40 | 【レース回顧】9/28,29 シークレット◎ |
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小倉の馬券師Tのシークレット◎
(重賞レース回顧)
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■スプリンターズS 結果
1着 ◎ルガル
2着 △△トウシンマカオ
3着 △ナムラクレア
4着 ○ママコチャ
5着 △ウインマーベル
ペース:ハイ(実質ミドル)
勝ちタイム:標準
◎ルガル 28.5倍1着
[レース内容]B↑
[次走期待]B↑
…縦長の隊列の3番手。
(逃げたピューロマジックが2番手以下を3馬身ほど引き離し、
2番手のウイングレイテストが3番手のルガルを2馬身半ほど引き離す展開)
4角で慌てず脚を溜め、直線前半で2番手に浮上。
逃げるピューロマジックめがけて一完歩ずつ差を詰め、残り100m付近で先頭に立つと、そのまま押し切った。
西村騎手はG1初勝利。
前半3ハロン32.1秒だったが、縦長の隊列だったので、実際はそれほど速いペースではない。
離れた3番手という(あまり揉まれたくない休み明けとしては)絶好のポジションに収まった。
*ママコチャ、マッドクール、ウインマーベル、サトノレーヴの先行勢のスタートが
軒並みイマイチだったことが、このポジションを可能にした。
西村騎手はフェアリーSのイフェイオンのときもそうだったが、外枠から先行させるのが上手い。
シルクロードSが強い勝ち方だった。
高松宮記念で◎を打ち、あまりにもあっけなく凡走したので、首を傾げていたところ、のちに骨折が判明。
同レースを除けば崩れていない堅実駆けだったし、休み明けでも追い切りは動いていた。
冷静に分析すれば普通に◎を打てる馬が、単勝オッズ28.5倍は過小評価され過ぎていた。
【B↑】
2着 トウシンマカオ
(5人気)
…中団のイン。
終始インを通るほぼ最短距離のロスのない進路取りで2着に突っ込んだ。
ダイナミックな走りで、外枠から外を回って差し切るのが本馬の好走パターン。
ただ、今回は内枠を引いたし、日曜の中山はややイン有利な馬場だったので、これが最善の乗り方だった。
外枠を引き、外差しの決まる馬場なら優勝していたかもしれない。
【B】
3着 ナムラクレア
(4人気)
…序盤は中団にいたが、道中で下がるシーン。
4角で内目をロスなく回って直線だけ外に出すと勢いよく伸びたが、最後は位置取りの差が出た。
3角手前で前のエイシンスポッターが下がってきて、位置を下げるロスが痛かった。
前走が陣営いわく「8分の仕上げ」。
叩いて大きくパフォーマンスをあげてきた。
【B】
4着 ママコチャ
(2人気)
…スタートダッシュがイマイチで、押して中団前目。
前から離れた5番手で直線に向き、ジリジリと伸びたが4着まで。
前走同様、スタートが決まらなかった。
ソダシの妹でさほど切れ味のあるタイプではないので、
差しではなく、先行したかった。
【B】
5着 ウインマーベル
(7人気)
…あまりスタートはよくなく中団。
追っつけながらの追走。
直線はジリジリと伸びたがここまで。
1400mの重賞を3勝した馬。
今回の感じだと、1200mはやや忙しく、1400mがベストの印象を受けた。
【B】
6着 ビクターザウィナー
(6人気)
…好スタート→控えて4番手。
直線で一旦は3番手に浮上するシーンがあったが、最後に甘くなった。
ピューロマジックが速くハナを切れなかった。
スタートの速さは魅力だが、
ここのところスローでしか好走できていないので、展開の助けが欲しいところ。
【B↓】
7着 サトノレーヴ
(1人気)
…出遅れて中団後ろ。
直線はジリジリとしか伸びなかった。
立ち回りの上手さと堅実性が武器の馬。
今回は出遅れて差しに回り、自分の形に持ち込めなかった。
持ち時計はなく(近2走は1勝クラスと0.3差、0.4差)、
底の割ていない成績が魅力ではあったが、
絶対的に信頼できる1番人気ではなかった。
【B】
8着 ピューロマジック
(10人気)
…仕掛けずに馬なりだったが、行きっぷりがよくハナへ。
後続を3馬身ほど引き離し、
直線に向いても3馬身ほどのリードがあったが、最後に甘くなった。
今回、陣営は「ハナを切らずに控えるレースを試みる」という話だった。
鞍上の横山典騎手は陣営の意向をくんでスタート後に仕掛けずに控えようとしたが、
行きっぷりがよすぎてハナに立つ形になった。
苦手な急坂コース、前半3ハロン32.1秒で飛ばしながら、アワヤのシーンを作った。
折り合いが課題だが、力を示した8着だった。
【B↑】
12着 マッドクール
(3人気)
…スタートはまずまず出たが、行きっぷりが悪く中団。
終始追い通しで直線は伸びなかった。
ムラ駆けタイプとは言え、前走が2.3秒の大差負けだから、
大敗を喫してもおかしくはなかった。
【C】
[次走狙い馬]ルガル、ピューロマジック
■シリウスS 結果
1着 △ハギノアレグリアス
2着 ▲オメガギネス
3着 フタイテンロック
4着 カンピオーネ
5着 ◎ロコポルティ
ペース:ミドル
勝ちタイム:標準
◎ロコポルティ 5.5倍5着
[レース内容]B
[次走期待]B
…中団のイン。
4角でインを突いて一気に射程圏へ取りつく。
直線は外へ持ち出そうとするも、被されてやむ無く内に進路を切り替える。
一旦は3番手まで浮上したがゴール前で甘くなった。
直線で外には出せなかったが、インをロスなく回って脚を溜めるこの馬のレースはできた。
最後に甘くなったのは休み明けだった分か(追い切りの動きはよかったが、中間の調教で遅れを連発)。
もしくは、距離が微妙に長かった分かもしれない。
(もともと短距離を走っていた馬。
3走前に1900mで勝っているが、スタミナの重要度が低い高速ダートだった)
叩き2走目で距離短縮なら前進があっていい。
【B】
1着 ハギノアレグリアス
(5人気)
…中団前目。
4角でインを回って直線で3番手に浮上。
先に抜け出したオメガギネスをゴール前で差し切った。
ここ数戦停滞していたのは間違いないし、斤量は59.5キロ。
正直狙いづらかったが、結果的には実績馬が休み明けで立て直していた。
コーナーで内がぽっかり空いてロスなく運べたことも大きかった。
実績は最上位の馬。
『ダートは格がモノを言う』ことをあらためて思い知らされた。
【B】
2着 オメガギネス
(1人気)
…好スタートを切って3番手。
手応えよく直線に向いて楽々と抜け出したが、最後に差されてしまった。
折り合いはなんとか大丈夫だった。
過去、ダ1600mの高速ダートで1.34.3の速い時計で勝った馬。
ダ1900mは微妙に距離が長い中で、2着は価値がある。
【B↑↑】
3着 フタイテンロック
(13人気)
…押して中団前目。
直線は内にササりながら伸びて3着に突っ込んだ。
前走 3勝クラス(5着)は、好位から運んで早めに動き、直線で一旦は2番手に浮上。
前崩れの展開だった分踏ん張れなかったが見せ場は作っていた。
「スタミナがある」という話で、
スタミナをいかせる中京ダ1900mの &斤量50キロのハンデが激走要因か。
(ただ、2走前の2着は52キロだったし、50キロとは言え
常識的に考えてG3でこの馬を高評価するのは難しい)
【B】
4着 カンピオーネ
(8人気)
…中団から3着はあろうかという勢いで伸びたが、最後は少し脚色が鈍った。
前走が1700mで圧勝だから、1900mは少し距離が長かった。
【B】
8着 ヴァンヤール
(4人気)
…後方。
4角で押しても進みが悪く、直線はさっぱり伸びず。
スタミナタイプで、今回の条件は合っていたと思う。
ただ、調教が悪過ぎた。
(併せ馬を3回行って3回とも遅れ。
最後の併せ馬は1.0秒の大差遅れだった)
【C】
10着 ハピ
(2人気)
…今回は先行策。
直線前半まではいい形だったが、
坂に差し掛かったあたりから急に勢いがなくなった。
インで脚を溜めたいタイプ。
外から強引に先行したのは失敗だった。
(それにしても負け過ぎだったので、デキにも問題ありか)
【C】
[次走狙い馬]オメガギネス
【その他】
日曜:
中山07R
レッドテリオス 3.7倍8着
…中団後ろ。
4角で馬群が凝縮して射程圏に。
直線は大外に持ち出したが、伸びなかった。
スローで展開不向きだったが、それにしても伸びなかった。
(前走とは伸び具合がまるで違っていた)
その前走は少頭数の外で気分よく追走できたが、今回は内枠。
揉まれ弱いのかもしれない。
【C】
土曜:
中山11R
コントラポスト 4.6倍8着
…好スタートを切ったが、中団に控える。
4角でインを回って直線に向いたが進路がなく追えず。
最後は前が詰まって万事休す。
スローの後方で前が詰まっては厳しい。
好スタートを切ったので、先行させてもよかった気がする。
4角で外に出すチャンスはあったし、直線は最内が空いていた。
進路取りを誤った。
【B】
ありがとうございました。
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