小倉の馬券師Tのシークレット◎(レギュラー) バックナンバー
日時 | タイトル |
---|---|
2017/07/28(金) 22:10 | 7/29(土曜)分 【小倉の馬券師Tのシークレット◎】 |
───────────────
小倉の馬券師Tのシークレット◎
(レギュラー)
─────────────
日曜のターゲットレースはクイーンS(G3)です。
………………………………
■推奨馬
札幌08R
サルドナ
(3着→3着→6着)
…『休み明け+鞍上大幅強化』に該当。
中井J(去年リーディング86位)→福永J(去年5位)に鞍上強化。
好調教。
札幌芝で、2週続けてラスト11秒台前半をマーク。
□札幌芝 74.7 55.7 37.9 11.3 G前仕掛け
□札幌芝 82.3 65.5 50.6 35.6 11.4 強め
「体のバランスが良くなり、モタれる面が解消」
と、放牧効果を窺わせる
コメントを陣営は残している。
1200m戦では崩れず。
[2着、7着(0.3差)、2着、3着、3着、6着(0.4差)]
鞍上を強化し、
好調教をマーク。
有利な内枠をゲット。
これなら、休み明けでも好勝負になる。
[予想オッズ 4.8倍]
………………
■馬券師Xの格言
『二次的思考で勝利せよ ファイナル』
(*前回のつづき)
…●ケース2 キタサンブラックの宝塚記念
今度は逆に、
人気で沈んだ’17年の宝塚記念(1人気9着)をみていこう。
菊花賞では、伏兵扱いだったキタサンブラック。
しかし、その後はG1を4勝するなど
獅子奮迅の活躍。
’17年の宝塚記念では、単オッズ1.4倍。
押しも押されもせぬ『断然の1番人気』となっていた。
ムリもない。
10戦連続で重賞3着内なのだ。
さらに、
『大阪杯→天皇春→宝塚記念』
というローテも1年前と同じ。
実績、勢い、ローテ。
どれも完璧。
王者キタサンブラックに、死角は無い。
まさに”鉄板”に思えた。
1)周りの意見を疑ってみる
しかし、ここで、
「ちょっと待てよ」と疑ってみる。
本当に死角は無いのか?
と、注意深く探っていくのだ。
そうすると、
いくつかの不安要素が浮かびあがる。
●レコード決着
まず、前走の天皇賞(春)は『レコード決着』だった。
ただでさえ、疲労が溜まりやすい長距離戦。
レコード決着だと、ダメージは甚大だ。
データ的にも、
天皇賞(春)1着馬は
宝塚記念で勝ち馬ゼロ。
天皇賞(春)2着馬も、
宝塚記念で勝ち馬ゼロと不振。*過去10年
長距離の天皇賞(春)で連対した馬は
疲労が抜けきれず、凡走することが多いのだ。
●大阪杯がG1昇格
『大阪杯→天皇春→宝塚記念』というローテ。
このローテは(3着好走した)
1年前と同じ。
一見すると、鉄壁のローテに思える。
だが、(2走前の)大阪杯は
この年からG1に昇格。
G2だった1年前に比べると楽ではない。
1年前と同じ
『大阪杯→天皇春→宝塚記念』
というローテでも
余力度には大きな隔たりがあったのだ。
■二次的思考
このように、まずは
一般的な見方を疑ってみることから始まる。
□人気馬→本当に信頼に足るのか?
□穴馬→本当に穴の評価が妥当なのか?
嫌われている要素は
実は、取るに足らないことではないのか?
大多数の意見が本当に正しいかどうかを
いろんな角度から
突き詰めていくのである。
そうした作業の結果、
「どうやら世間の評価は間違っている」
気づいたとき、
ようやく他者よりも利益を得るチャンスが訪れる。
*ただし、大抵の場合は、
大多数が正しいのだから、
大多数を否定するには
しっかりとした”根拠”が必要。
根拠のない逆張りは、ただの”あまのじゃく”である。
■空気に逆らう
場の空気は恐ろしい。
意識しなければ、
カンタンに流される。
催眠術にかかったように
盲目的に
危険な人気馬を信用してしまう。
そして、その人気馬が
馬群に沈んだとき、
ようやく目が覚める。
まるで”パチンッ”と指を鳴らされて
催眠から目覚めるように
「ハッ」と我に帰るのである。
だからこそ、折に触れて
「ちょっと待てよ」
立ち止まる必要があるのだ。
「本当にそうなのか?」と。
その人気馬に、本当に死角はないのか?
その穴馬は、本当に穴の評価が妥当なのか?
その考えは、本当に正しいのか?、と。
周りに流されず、
冷静な目で
深く深く考える。
ときには、逆説的に考えてみる。
このような
二次的思考で考えて初めて
人と違った結果が得られるのである。
ありがとうございました。
*予想はあくまで参考程度に。
馬券はご自身でよく考えた上で、自己責任で購入してください。
□お問い合わせ
このメールに返信してください。
───────────────